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マンションの管理会社が行う共有部分の改善提案とはどのような業務なのかについて、具体的に説明しましょう。
長年にわたってマンションの変化を第三者的な視点から観察してきた管理会社は、区分所有者から要望があった場合にはさらに快適な住まいとするための業務として共有部分の改善を計画し実施します。
マンションは専有部分と呼ばれる自室を除いて、区分所有者が共有しているスペースがあります。この部分は、居住者全員が日常的に使用する場所ですが、時には来訪者が使用することもあります。
このように不特定の人が出入りする部分について、外観や使用感を改善したほうがよいと判断したり要望があった場合に、管理会社は管理組合と話し合って改修の提案を行います。区分所有者からの要望だけでなく、日常的に使用している居住者には気づかなかった外観の劣化や使いにくさなどに目を向けるのも管理会社の業務のひとつといえます。
また、このような共有部分の改善を実施することで、建物の資産価値を高めることにもつながるのです。
ある管理会社が管理組合に対して行った、共有部分の改善・提案には、以下のようなものが挙げられます。
管理会社の担当者は、現場で気になった点や管理組合から出された要望を問題点として持ち帰り適切に計画案を作成し管理組合と協議して改修工事を実施することになります。
ある区分所有者が不満を抱えているとします。その不満が複数の世帯に広がり、改善を要望する声が高まると、管理組合を通じてフロント担当者に伝達されます。このような改善提案への管理会社の対応は、信頼関係を裏付ける大きな要素ともなります。
管理会社に対する不満や不信感の理由のひとつとして常に上がってくるのが、対応の遅さや不誠実さだとされています。区分所有者の感情にできるだけ迅速に対応する姿勢、あるいはこまめに進捗状況を報告する姿勢は高く評価されます。
ただし、改善提案への対応は十分に検討する必要があります。管理会社の工事売り上げを支援するような、管理組合にとって優先度の低い工事ではないか、金額は高すぎないかなどを吟味しなければなりません。
提案不足や、提案法などのトラブルは、管理会社を変更する理由となることもあります。今委託している管理会社はどのような対応をするのかも、着目すべき点といえるでしょう。
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